卵管炎/卵巣炎

卵管炎/卵巣炎

お腸婦人の病気辞典トップページ>卵管炎/卵巣炎

     卵管炎(らんかんえん)/卵巣炎(らんそうえん)



◆◆◆ 卵管炎/卵巣炎とはこのような病気ですのよ! ◆◆◆

卵管炎/卵巣炎とは、卵管や卵巣が炎症を起こす疾患で、どちらかが炎症を起こすと、ほとんどが同時に炎症を起こしてしまうことが多く、卵管と卵巣を合わせて付属器と呼ぶことから、卵管炎/卵巣炎の双方を患っている場合、付属器炎とも呼ばれます。



卵管炎/卵巣炎の炎症は、ブドウ球菌、大腸菌、クラミジア淋菌といった感染症が原因であることがほとんどで、膣炎、子宮頸管炎と範囲を広げて卵管炎/卵巣炎におよびます。このような感染経路を上行感染と呼び、卵管炎/卵巣炎が悪化してさらに上行感染すると、骨盤腹膜炎を起こすことになります。



卵管炎/卵巣炎には下腹部痛、膿が混じったおりもの、不正出血、排尿痛、排便痛、吐き気、高熱といった症状が挙げられますが、卵管炎/卵巣炎が慢性化してしまうと、発熱はしないものの、卵管が周辺にある臓器と癒着してしまうことがあり、不妊の原因となったり、卵管内の膿が溜まって卵管流膿症を患ってしまうこともありますので、治療は途中で中断せずに医師の完治通告を受けるまではきちんと治療を行わなければならない病気です。



◆◆◆ ピロ美! 卵管炎/卵巣炎の治療はこのようにするのよ! ◆◆◆

卵管炎/卵巣炎の治療は、出来るだけ早く抗生物質や、消炎剤による治療が必要です。感染症の場合は、再発や慢性化を招きやすいので、完治するまで治療を怠ってはなりません。慢性化してしまうと、他の臓器と癒着することが起こりますので、薬の投与だけでは治療ができなくなるので、手術が必要になります。

CONTENTS
女性が予防したい病気で探す身体の異常と解決方法一覧
【にゅうせんえん】
 乳腺炎
【にゅうせんしょう】
 乳腺症
【にゅうせんせんいせんしゅ】
 乳腺線維腺腫
【にゅうがん】
 乳癌
 【しきゅうちつぶびらん】
 子宮膣部びらん
 【しきゅうけいかんポリープ】
 子宮頸管ポリープ
【しきゅうけいかんえん / しきゅうないまくえん】
 子宮頸管炎/子宮内膜炎
【しきゅうけいがん】
 子宮頸癌
【しきゅうたいがん(しきゅうないまくがん)】
 子宮体癌(子宮内膜癌)
【しきゅうないまくしょう / しきゅうせんきんしょう】
 子宮内膜症/子宮腺筋症
【しきゅうきんしゅ】
 子宮筋腫
【げっけいこんなんしょう】
 月経困難症
【げっけいまえしょうこうぐん(ピーエムエス)】
 月経前症候群(PMS)
【ぞくはつせいむげっけい(らんそうきのうふぜん)】
 続発性無月経(卵巣機能不全)
【こうプロラクチンけっしょう】
 高プロラクチン血症
【たのうほうせいらんせいしょうこうぐん(ピーシーオーエス)】
 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
【らんかんえん / らんそうえん】
 卵管炎/卵巣炎
【らんそうしゅよう】
 卵巣腫瘍
【らんそうがん】
 卵巣癌
【カンジダちつえん(ちつカンジダ)】
カンジダ膣炎(膣カンジダ)
【がいいんえん】
 外陰炎
【ひとくいせいちつえん】
 非特異性膣炎
 【バルトリンせんえん】
 バルトリン腺炎
 【せいきクラミジアかんせんしょう】
 性器クラミジア感染症
 【せんけいコンジローム】
 尖形コンジローム
 【トリコモナスちつえん】
 トリコモナス膣炎
 【せいきヘルペス】
 性器ヘルペス
【りんきんかんせんしょう】
 淋菌感染症
【ばいどく】
 梅毒
【エイチアイブイ(エイズ)】
 HIV(エイズ)
【こうじょうせんきのうていかしょう】
 甲状腺機能低下症
【こうじょうせんきのうこうしんしょう】
 甲状腺機能亢進症
【こうもんそうようしょう】
 肛門掻痒症
 【じ】
 
【ぼうこうえん】
 膀胱炎
【じんうじんえん】
 腎盂腎炎
【かしじょうみゃくりゅう】
 下肢静脈瘤
【じゃくねんせいこうねんきしょうがい】
 若年性更年期障害
【しんけいせいしょうがい】
 神経性障害
【いぞんしょう】
 依存症
【じりつしんけいしっちょうしょう】
 自律神経失調症
生活の刺激が心と身体に与える影響
 ストレスとは
身体に感じる異変や症状で病気を疑う一覧
だるい・疲れやすい症状で疑う病気の種類
立ちくらみや目眩の症状で疑う病気の種類
不正出血の症状で疑う病気の種類
おりものが気になった場合に疑う病気の種類



Copyright (C)  お腸婦人の病気辞典  All Rights Reserved