梅毒

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     梅毒(ばいどく)



◆◆◆ 梅毒とはこのような病気ですのよ! ◆◆◆

梅毒はトレポーネマパリダムという細菌の一種である微生物に感染して、最初は自覚症状がないまま進行する性感染症です。



古くはコロンブスが大陸発見と共に持ち帰って大流行させたとも云われており、古くから接吻(キス)やセックス(乳首を含む粘膜感染)によって感染することで知られている性感染症です。



梅毒は抗生物質であるペニシリンが発見されたことによって急激に減少し、その後は撲滅するまでには至りませんでしたが、減少傾向にありました。



しかし、最近になってまた広がりを見せる傾向があり、注意が必要な性感染症です。



梅毒に感染すると、症状が現れる期間と潜伏期間を繰り返しながら進行して身体を(むしば)んでゆき、その症状は第1期症状から第4期症状に別けられています。



梅毒症状 第1期

トレポーネマパリダムが感染した部位にしこりが現れ、そのしこりが(ただ)れて潰瘍(かいよう)になります。(潰瘍とは組織が欠損することを表します。)


梅毒症状 第2期

第1期の症状が一旦治まると、今度は発熱、倦怠感、全身にバラの花びらを思わせるような発疹や、膿をもった湿疹が現れ、リンパ節が腫れる症状が始まります。

梅毒症状 第3期

第3期を迎えると、それらの症状を繰り返しながらも、ゴム腫と呼ばれる全身にしこりが現れ、内臓を破壊してから破裂します。

梅毒症状 第4期

第4期を迎えるまでには10年程の年月を経ますが、その頃には身体中が蝕まれ、中枢神経が冒されることによって起こる麻痺や、認知症などが現れます。

梅毒において必要な感染知識は、キスやセックスによる粘膜接触による感染であり、衣服、食器、
便器などから感染することはありません。



◆◆◆ ピロ美! 梅毒の治療はこのようにするのよ! ◆◆◆

梅毒の治療はペニシリン、テトラサイクリン、エリスロマイシンといった抗生物質の服用で行われます。



第2期の症状で異常に気付くことが多く、この段階で治療を始めれば完治が可能です。

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