神経性障害

　　　　　神経性障害(しんけいせいしょうがい)

◆◆◆　神経性障害とはこのような病気ですのよ！　◆◆◆

神経性障害とは、自分にとってショックな出来事に見舞われたり、慢性的な悩みの継続やストレスが原因となって強い不安感や恐怖感に襲われ、自分でコントロール出来なくなってしまう病気です。

神経性障害を大きく分別するとパニック障害、社会不安障害、全般性不安障害、強迫性障害の他、トラウマ等による特定の恐怖症が挙げられます。

これらの精神的な病気は決して珍しい病気でも、特別な病気ではなく、経験なさったことがない方でもある日突然自分の身に生じる可能性を持った病気なのです。

神経性障害では、突然想像を超えた不安感や恐怖感に襲われたり、動悸が激しくなって呼吸困難に陥る、血の気が引くような冷や汗、頭痛、めまい等が症状として挙げられ、稀にと失神してしまうこともありますが、これらの発作によって死ぬことはまずありません。（身体が心筋梗塞を引き起こしやすい状態にある場合を除く）しかし、一度発作を経験すると同じ様な状況になると発作を起こしやすくなるという特性を持っています。

神経性障害はその人の性格が強い影響を及ぼしており、職業上の重圧や、家庭内での義務感から発生する精神的な重圧、心配性、周囲の目を気にするタイプの方や、自分自身に自信を持てないが故に流行を追っていないと不安な方、自分は他人からどのように思われているかを気にしすぎる方が患いやすい傾向にあります。

◆◆◆　ピロ美！　神経性障害の治療はこのようにするのよ！　◆◆◆

神経性障害は冷静になって落ち着くことが大切で、ゆっくりと呼吸を整えて心を落ち着けましょう。

日本の社会ではこのような精神的な病は自分自身の打ち明けられない問題として心にしまいがちなだけで多く蔓延しています。

病院に相談することを抵抗に感じる方は信頼できる友人に話を聞いて貰ったり、同じ様な経験をなさったことがある方と交流を持つことで精神的軽減につながります。

しかし、誰にも相談できない方や、友人がいないと感じる方も多いことから、病院でのカウンセリング療法や、心理療法、催眠療法、行動療法が存在します。

孤独感を感じて信用できる人が見あたらないと感じる方にとって、病院の医師は守秘義務を守らなければならない存在ですから、この上無い存在です。くれぐれも現実逃避による覚醒剤や精神不安定を招きやすい薬物の使用はしないようになさってください。